◆各種心検査◆


  • 心電図・心エコー検査

 

 心電図検査とは、心臓の鼓動時に発生する信号を、体の表面につけた電極から読み取る検査です。以下のような疾患を調べることができます。

 

  1. 心臓病の有無
  2. 高血圧・不整脈・心筋梗塞・狭心症等に伴う心臓肥大の有無 など

 

検査当日は、手首・足首・胸部を出しやすい服装でお越しください。
検査のために手足や胸にクリームをつける場合があります。このクリームは人体に対して無害です。
検査でついた電極の跡は自然に消えます。

  • ホルター心電図(24時間心電図)

ホルター心電図検査では携帯用の小型心電計を用いて、長時間(24時間)にわたり心電図を記録します。この心電図の解析を通して日常生活における心臓の動き(拍動)を調べ、異常がないかを検査します。以下のような疾患を調べることができます。

 

 

※検査開始後は、入浴やシャワーはできません。検査の前に済ませておいてください。
衣服はトレーナーなどのウエスト部分がゆったりとしたものにしてください。首の付け根周辺に電極をつけることから、襟があまり開いていないものが適しています。
電気や電磁の強い場所への出入り、電気毛布・ホットカーペットなどの使用は、検査に影響しますのでお控えください。
検査中は、シール状の電極をはがさないでください。
心電図を記録する携帯用の小型心電計を携帯ケースから取り出したり、ふたを開けたりしないでください。
電極や小型心電計は精密機器です。落としたり、強くぶつけたりしないでください。また水に非常に弱いので、濡らさないよう十分に注意してください。
診断の参考とするために、検査中の日常行動の記録ノートをつけていただきます。行動・症状の内容を正確に記入するようにしてください。
検査中に何らかの自覚症状があったときは、心電図についている記録用のスイッチを押してください。時刻が記憶され、解析・診断に反映されます。
睡眠中に寝返りをうったり、うつぶせになったりしても検査に影響はありません。いつもと同じようにゆっくりお休みください。

検査中に心電計から異常な音が出たり、胸の電極が外れてしまったりなど、何か困ったことや分からないことがありましたら遠慮なくご連絡ください。